【健康的に痩せたい人へ】ダイエットと食事管理の正しい始め方ガイド
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2025 / 06 / 18
最終更新日:2025年7月8日
こんにちは!
BEYOND湘南藤沢店、店長の冨岡です!
「痩せたいけど、キツいことはムリ!」「でも健康は大事にしたい」
そんなあなたへ。大丈夫、ちゃんと食べて・ちゃんと動いて痩せる方法あります。
ガチガチの制限も、キツすぎる運動もナシ。
続けられるコツ、プロがしっかりお伝えします!
目次
ダイエットに悩んでいるあなたへ:まず知っておくべき基本
ダイエットに取り組むとき、多くの人が「とにかく体重を減らしたい」という気持ちから、極端な食事制限や急激な運動を始めがちです。しかし、そうした短期的なアプローチでは、リバウンドや体調不良といった問題に直面するリスクが高まります。
ここでは、健康的に痩せたいと考える方が、まず押さえておくべき“基本の考え方”を2つの観点から解説します。
なぜ「健康的に痩せる」が一番失敗しにくいのか
「健康的に痩せる」という言葉には、体重だけでなく、心身ともに無理なく・継続的に結果を出すという意味が込められています。過度な糖質制限や単品ダイエットなどの「一時的な痩せ方」は、体脂肪だけでなく筋肉や水分も失わせ、代謝を下げる原因になります。結果として、ダイエットをやめた途端にリバウンドしてしまうのです。
一方、健康的なダイエットは、次の3つの軸で構成されます。
- 栄養バランスを整える:身体が必要とする栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)を、過不足なく摂取する。
- 適度に身体を動かす:過剰な運動ではなく、日常的な活動量を意識する。
- 継続できる生活習慣を作る:急に始めるのではなく、小さな変化を積み重ねる。
こうしたアプローチは、リバウンドのリスクを抑えるだけでなく、体調を整え、ストレスも軽減できるため、多くの方が「続けやすい」「結果が出やすい」と感じています。
カロリー収支と栄養バランスの関係性
ダイエットの基本は、「消費カロリー > 摂取カロリー」というシンプルなルールに基づいています。つまり、食べたカロリーよりも消費するカロリーが多ければ、自然と体重は減っていきます。
しかし、この“カロリー収支”だけに注目しすぎると、次のような落とし穴にはまりがちです。
- 摂取カロリーを減らすことに集中しすぎて、栄養が偏る
- 食べない=痩せると思い込み、エネルギー不足に陥る
- 消費カロリーを過大評価してしまい、効果が出ない
そのため、ただカロリーを減らすのではなく、「栄養バランスを保ったうえでカロリーを調整する」ことが重要です。
具体的には、以下のような配分が参考になります(PFCバランス):
- たんぱく質(Protein):体の構成要素となる栄養素
- 筋肉量の維持や代謝の維持に不可欠
- 目安:体重×1.2〜1.6g/日
- 脂質(Fat):ホルモンバランスや内臓の保護に重要
- 不飽和脂肪酸を中心に摂取する(例:ナッツ、アボカド、オリーブオイル)
- 炭水化物(Carbohydrate):主なエネルギー源
- 食物繊維を含む穀類や野菜から摂るのが理想
さらに、ビタミン・ミネラル類も、体調を整えるうえで欠かせない要素です。
食事全体としては、「何を」「どのくらい」「いつ」食べるかを意識することが、健康的なダイエットを進めるうえでの第一歩となります。
「何から始めればいいかわからない」あなたに
ダイエットを始めようと思っても、情報が多すぎて何から手を付ければ良いのか分からないという方は少なくありません。SNSやYouTubeなどで紹介される様々な方法に目移りし、結局何も始められなかったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、初心者が避けるべき典型的な失敗と、最初に取り組むべきシンプルなステップをご紹介します。
初心者がやりがちなダイエットの落とし穴
- 極端な糖質制限や断食を始める
- 一時的に体重が減るものの、栄養不足や倦怠感、代謝の低下を招きます。
- ネットの情報を鵜呑みにして実践する
- 自分の体質やライフスタイルに合っていない方法で挫折しがちです。
- 体重計だけに依存する
- 体脂肪率や筋肉量を無視し、数字の変化に一喜一憂してストレスに繋がります。
- 食事と運動をいきなり完璧にしようとする
- 習慣化できずに続かなくなり、「自分には無理」と感じてやめてしまう原因になります。
これらを避けるためには、「正しいステップで」「少しずつ」取り組む姿勢が大切です。
最初にやるべき“食事管理ステップ3つ”
ステップ1:現状を知る(レコーディング)
まずは、今の自分がどのような食生活を送っているかを記録することから始めましょう。1週間程度、毎日の食事内容と摂取時間をスマホのメモやアプリに記録するだけでOKです。これにより、自分の課題(夜遅くの間食、野菜不足など)が可視化されます。
ステップ2:1日1つの改善を取り入れる
たとえば「夜の白ごはんを半分にする」「お菓子の代わりにヨーグルトを食べる」「夕食を20時までに済ませる」など、小さな習慣を1つだけ変えてみましょう。いきなり全部変えるのではなく、ひとつずつ積み重ねることが成功のカギです。
ステップ3:たんぱく質と野菜を“先に食べる”ルールを作る
食べる順番もダイエットの成功に影響します。血糖値の急上昇を防ぐため、まずは野菜やスープ、たんぱく質(肉・魚・卵など)から食べる習慣をつけましょう。それだけで満腹感が得られやすくなり、過食予防につながります。
健康的に痩せる食事管理の5原則
ダイエットを成功させるためには、「何をどのように食べるか」を理解し、継続可能な形で実践することが不可欠です。この章では、健康的に痩せるために押さえておくべき5つの基本原則について、実例を交えて分かりやすく解説します。
主食・主菜・副菜のバランス
食事の基本構成である「主食・主菜・副菜」のバランスを整えることは、栄養の偏りを防ぐうえで非常に重要です。例えば、白米やパンなどの主食(炭水化物)はエネルギー源として欠かせません。一方、主菜には肉・魚・豆腐・卵などのたんぱく質源を置くことで、筋肉の維持と代謝の促進に役立ちます。
副菜は野菜やきのこ、海藻類などを中心とし、ビタミン・ミネラル・食物繊維をしっかり摂取することを意識しましょう。1食でこれらすべてをバランスよく揃えるのが理想的ですが、難しい場合は1日を通してカバーする意識でも十分です。
食物繊維とたんぱく質を意識して食べる
ダイエット中に意識して摂りたい栄養素の代表格です。
- 食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。また、腸内環境を整え、便通改善や免疫力の向上にも寄与します。野菜・果物・全粒穀物・豆類などを毎食に取り入れると良いでしょう。
- たんぱく質は、筋肉の維持と代謝を助ける栄養素であり、満腹感が持続しやすいため、食べ過ぎ防止にも繋がります。朝・昼・夜の3食すべてに取り入れることを意識し、鶏むね肉・魚・卵・豆腐などをうまく使い分けると効果的です。
時間栄養学:食事のタイミングにも理由あり
「何を食べるか」だけでなく、「いつ食べるか」も体の代謝に大きな影響を与えます。これを“時間栄養学”と呼びます。
朝は1日の中で最も代謝が高まりやすい時間帯であり、エネルギー源となる炭水化物をしっかり摂ることが推奨されます。一方で、夜は代謝が下がるため、炭水化物や脂質の摂取量を控える工夫が求められます。
また、寝る直前の食事は消化に悪く、睡眠の質を低下させる原因にもなるため、就寝2〜3時間前までに食事を終えるのが理想です。規則正しいリズムを意識することで、体内時計が整い、痩せやすい体質をつくる土台になります。
運動が苦手でもOK!“動かずに痩せる”生活習慣術
ダイエットと聞くと、ランニングやジムでの筋トレなど「ハードな運動」をイメージする人が多いかもしれません。しかし、運動が苦手・時間がない・体力に自信がないといった理由で挫折してしまう人も少なくありません。
実は、日常のちょっとした工夫や軽い身体の使い方だけでも、代謝を高めて健康的に痩せることは可能です。
日常の活動量(階段や立ち姿勢)を増やすコツ
日常生活における小さな動き、いわゆる「NEAT(非運動性熱産生)」を増やすだけでも、消費カロリーは大きく変わります。
たとえば:
- エスカレーターではなく階段を使う
- 電車では座らず立って揺れに耐える
- 通話中は立って歩きながら話す
- 自宅では意識的にこまめに立つ(洗濯、片付けなど)
このような行動を習慣化するだけで、1日あたり100〜300kcalの消費が見込めることもあります。積み重ねが体脂肪減少につながると考えると、ちょっとした行動でも侮れません。
軽い筋トレとストレッチで基礎代謝アップ
筋肉量が増えると、基礎代謝(何もしなくても消費するエネルギー)が高まり、痩せやすい身体になります。
とはいえ、いきなり高負荷なトレーニングは必要ありません。以下のような軽い筋トレから始めるのがおすすめです。
- スクワット(1日10回から)
- プランク(20秒〜1分)
- 腕立て伏せ(膝つきでもOK)
- ヒップリフトやドローイン(寝ながらできる)
さらに、ストレッチを取り入れることで血流が促進され、老廃物の排出やむくみ改善にもつながります。朝の目覚め時や夜の入浴後など、リラックスタイムに行うと継続しやすくなります。
パーソナルジムで専門指導を受けるメリット
自分一人では「何をどうすればいいかわからない」「継続できない」と感じる方にこそ、パーソナルジムの利用が効果的です。
パーソナルトレーナーは、あなたの体力・目標・生活スタイルに合わせた最適なプログラムを提案してくれます。また、正しいフォームでトレーニングすることでケガを防止し、効率よく筋肉を使えるようになります。
さらに、食事管理のアドバイスも受けられるジムであれば、日々の生活全体を整えるサポートが受けられます。特に初心者や運動が苦手な方にとっては、トレーナーとの対話や伴走が大きなモチベーション源となるでしょう。
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よくあるご質問
運動が苦手でも大丈夫ですか?
もちろん、大丈夫です!
私たちには「運動が苦手な初心者の方こそBEYONDにお越しいただきたい」という想いがあります。
なぜなら、慣れていない自己流の筋トレは狙った部位に効かず、最悪の場合ケガに繋がることがあるためです。「フィットネスライフのスタートをBEYONDで切りたい」とお客様に言っていただけることが私たちBEYONDスタッフにとっては非常に大きなやりがいとなっております。
仕事が忙しいのですが、それでも大丈夫でしょうか?
そういう方のために、不定期でも通える回数券のプランをご用意しています。
土日祝も休まず営業しており、忙しい時にこそ心がけるべき食事方法も提案させていただいてますので、トレーニング頻度は高いに越したことはないものの、効果はご実感いただけるものとなっております。
トレーニングはキツいですか?
個人差はあるものの、全くキツくないということはございませんが、お客様のご要望に合わせて一人ひとりに合ったメニューを組むので、ご安心ください。
お客様が「キツくしてほしい」とのご要望ならキツくすることもできますし、「キツくしないでほしい」とのことなら、キツさを最小限に抑えたメニューを組ませていただきますので、遠慮なくトレーナーにご要望をお伝えください。
ライフプランニングコースと回数券、どちらがオススメですか?
ダイエット目的のお客様やボディメイク初心者、もしくは初めての大会出場をご検討中のお客様にはライフプランニングコースをオススメしております。ボディメイクは「食事7割、トレーニング3割」と言われています。お客様が口にされるすべてのものにコメントおよびアドバイスをさせていただく「パーソナル食事管理」のついたライフプランニングコースの方が効果が高いです。
一方で、ボディメイク中級者以上の方、栄養についてある程度の知識がある方には、「お手軽に一流のトレーニングのやり方を学べる」ものとなっている回数券をオススメしております。
2ヶ月でマイナス10kgは可能ですか?
今のお客様の体の状態にもよりますが、1.5ヶ月で-13kgをされたお客様もいらっしゃいます。
ただし、「健康的に痩せる」ことを大前提にしているため、2ヶ月で10kg減することで健康を害する可能性があるお客様には、その旨をお伝えさせていただいております。
極端な話ですが、ただ体重を落とすだけなら、体の一部を切り落としても体重は落ちますが、それはダイエットとは言えません。BEYONDでは、無理な食事制限をするダイエットはそれに近しいものと考えており、推奨しておりません。体が生活に必要なのと同様に、栄養も生活に必要だからです。
この記事の著者
冨岡 翼(Tomioka Tsubasa)
・BEYOND湘南藤沢店 店長
・指導歴7年(大手パーソナルジム出身)
【実績】
・2024年 APF FIRST IMPACT
Physique model Firsttimmer +172cm 優勝 Physique model Newcommer +172.5cm 準優勝
・2024年 MUSCLE GATE 埼玉大会
Men’s Physique −176cm 優勝