ダイエット中におすすめ!牡蠣の良さとは?
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2022 / 03 / 11
牡蠣のカロリーや糖質量がどのくらいなのか、ご存じでしょうか。栄養が豊富で低カロリー・低糖質な牡蠣は、ダイエット中にこそ食べたい食材です。
この記事では、牡蠣のカロリーや糖質量、栄養についての情報を詳しく紹介します。
おすすめの食べ方についても、あわせてチェックしておきましょう。この記事を読めば、ダイエット中でも安心して牡蠣が食べられるようになります。
- 牡蠣のカロリー牡蠣のカロリーは、100gあたり60kcalです。
大きめの牡蠣は1粒が約20gなので、1粒あたり12kcalほどだと考えれば良いでしょう。
5粒を食べても約60kcalで済む計算です。
一方、身近な食材である食パンのカロリーは100gあたり264kcalです。
これと比べても、牡蠣は「低カロリーな食材だ」といえるでしょう。 - 牡蠣の糖質量牡蠣を食べるとほんのり甘みを感じます。
「糖質量が多いせいなのではないか」と思う人もいるかもしれません。
ところが、牡蠣の糖質量は100gあたり約5gです。
1粒が20gの牡蠣なら、糖質量は1g程度になります。
一方、食パンの糖質量は100gあたり約44.4gです。
牡蠣はカロリーも糖質量も少なく、ダイエットに向いている食材です。
糖質制限ダイエットをしている人でも気軽に食べやすいでしょう。 - 他の貝との比較牡蠣のカロリー・糖質量を他の貝と比較してみます。
100gあたりのカロリーは、ホタテの貝柱が88kcalでアワビは73kcalです。
サザエは89kcalなので、これらの貝と比較しても牡蠣のカロリーはやや低めです。
一方、100gあたりの糖質量はどうでしょうか。
ホタテの貝柱は3.5gでアワビは4.0g、そしてサザエは0.8gです。
他の貝と比べると牡蠣の糖質量はやや高めといえるでしょう。
しかし、貝類そのものの糖質量は食品全体からみれば低く、牡蠣が特に高いというわけではありません。
牡蠣の栄養素
牡蠣は低カロリー・低糖質でありながら「海のミルク」といわれるほど栄養が豊富で、ビタミン類や亜鉛、タンパク質や鉄などを多く含んでいます。詳しくみていきましょう。
- 鉄分牡蠣は鉄分が豊富な食材です。
特に、吸収の良いヘム鉄が多いのが特徴といえるでしょう。
鉄分が不足すると貧血が起きやすいことは広く知られていますが、実はダイエットにも効果的です。
鉄分を摂取すると血液中に含まれる酸素の量が増えて代謝がアップします。
その結果、消費カロリーが増えて太りにくい体になるのです。
また、牡蠣にはビタミンB12や銅も多く含まれます。
これらの栄養素を鉄と一緒に摂取すると鉄分の吸収率が上がります。
女性は鉄分が不足しやすいため、鉄分補給に最適な牡蠣を積極的に食べてみてはいかがでしょうか。 - タンパク質牡蠣にはタンパク質も多く含まれています。
筋肉の生成を助けて筋肉量の低下を防ぐタンパク質は、人間の活動には欠かせない栄養素といえるでしょう。
ところが、ダイエット中にはどうしても栄養が不足しがちです。
タンパク質が足りなくなって筋肉量が落ちると、消費カロリーが減って太ってしまう場合も出てきます。
効果的なダイエットをしたいなら、タンパク質をきちんと摂取することも意識しましょう。
牡蠣の豊富なタンパク質は、良質な筋肉と太りにくい体を作るのに役立ちます。 - ビタミンE牡蠣の特徴の1つに、ビタミンEが多く含まれていることが挙げられます。
ビタミンEには酸化を防いで老化を遅らせる抗酸化作用があり、「若返り効果が期待できる栄養素」ともいわれているのです。
抗酸化作用によって細胞や内臓が本来の働きを取り戻すと、1日の消費カロリーを増やすことにつながります。
血行を促す働きもあるので、肌のくすみやたるみを改善する効果も期待できるでしょう。 - 亜鉛牡蠣は亜鉛を多く含む食品として有名です。
100gあたりに含まれる亜鉛は約13mgで、成人男性・女性の1日あたりの摂取目安量を超えています。
亜鉛が不足すると味覚障害が起きやすいことが知られていますが、亜鉛を摂取したいと思ったときは牡蠣を試してみるのも1つの方法でしょう。
また、亜鉛には皮膚や粘膜の健康を維持する働きもあり、美肌や美髪効果も期待できます。
栄養素のなかでも亜鉛は比較的不足しやすいといわれており、ダイエット中でも積極的に摂取するよう心がけましょう。 - タウリン牡蠣にはタウリンも多く含まれています。
タウリンは栄養ドリンクに配合されていることが多い栄養素で、疲労回復の効果があるとされています。
ところが、このタウリンにはダイエット効果も期待できるのです。
血中コレステロール値を減少させる働きがあるために血液がサラサラになって、血液の循環が良くなります。
その結果、体の隅々にまで酸素が行き渡って代謝がアップし、痩せやすい体になります。
むくみを防止する効果も期待できるでしょう。
タウリンは水に溶けやすいため、牡蠣を汁ものなどに入れる場合は汁ごと食べるのが効果的です。